水曜日のナルミッツ!!!のテーマにもなりましたが、
近くのスーパーでトレイの回収をしていました。
肉や魚の入っているプラスチックの皿。
袋いっぱいに集めては、お店に持って行ってました。
ある日、いつものようにお店の回収ボックスに入れていると、
「お客様、何をされているのですか?」とお店の方。
「トレイを回収ボックスに入れています」と私。
「回収は行っていません」
「え?!でも回収していますよね」
「この箱は、お店で買った人がその場でトレイを外したいときに入れてもらうための箱です!」
「エーーーーー!?そうゆう意味だったんですか!!わざわざ持ってきていました!!
・・・・申し訳ありませんでした」と、再び袋に入れて持ち帰った次第です。
完全に私の想い込み。
きっと、お店の方からは、「あーーー、またあのトレイおばさんが来た!」なんて思われていたんでしょうね。
あーーーー、恥ずかしい。
午後からは、中札内村へ移動しました。
これもまた、十勝では珍しいケーキ用のいちごを栽培している
寺島達記(たつのり)さんのハウスにお邪魔しました。
「ナツミズキ」といういちご。
小粒ですが瑞々しい、甘いいちごでした。
平成元年、達記さんのお父さんが、大手菓子メーカーから「夏場に地元のいちごでケーキが作れないか」との相談を受けたことに始まります。
6月に始まった今年の収穫もそろそろおしまいです。
寺島さんごめんなさい。
私、臭いですよね・・・(笑)
ここに来る前、お昼ご飯にジンギスカンを食べてきました。
初めての「白樺ジンギスカン」。
お昼時、お店はお客様で満席でした。
ぶらりサーチで亜樹ちゃんも来ていました。
マトンとラムを1人前ずつ注文。
ディレクターと2人。一口食べるなり直ぐに追加注文。
美味しかった!!
御馳走さまでした。
私が感じたファームステイを一枚の写真で表すとコレになります!
「パシャ!!」
すみません。寝起きの髪がかなり爆発してしまいました(笑)
前夜、タオルドライをしてそのまま寝てしまったんです。
黒田農場がファームステイで受け入れた本州からの修学旅行生(高校生)は、
2009年から今年まで約200名になったそうです。
帰りには涙を流して別れを惜しむ子や「修学旅行の行程が全部農業体験でいいのに!」と言う子も居るほど、
楽しい思い出になった生徒が多いんですね。
「どうして、そんな風に思うようになるのだろうか?」
自分の家以外に泊まる事が初めてという生徒も多いとのこと。
(緊張します。気も使います。)
それなのに、まるで自分の家に居るように過ごせて、
普段できない農業体験が出来る・・・・・。
「普段の自分をそのまま受け入れて下さる」黒田さんと奥さん(まきさん)なんだなぁーと感じました。
という自分も。こんな髪を見せてしまってもまきさんは驚くこともなく
「シャワー浴びますか?」ってサラっておっしゃる。
黒田さんは、
「受け入れる農家の方も特別なことをすることはないんだよね。普段の生活の中に入って来て貰ったらいい。どうしても
“おもてなししなきゃ!”とか、“農業のことを少しでも知ってほしい!”と力が入るとどこかに無理が出てくる。
自然に普段通りで良いんだよね」とおっしゃいます。
なるほどなー。
力の抜けている感じがとても心地よく、
帰りたくない気持ちになってしまうのでしょうか。
しかし!「何もお構いできなくて」と言われて頂いた朝ごはんは・・・、
じゃーん!!朝から大満足!!
完食!!御馳走さまでした。
そして、迎えた農業スペシャル中継本番!
昨日からのファームステイの体験を報告しつつ、
黒田さんにご出演頂きました。
黒田さん、まきさんお世話になりました。
また、来たいです!
HBCラジオは11/10(土)朝8:00から夕方5:00まで、北海道応援スペシャルを放送しました。
私は十勝方面の中継。前日から芽室町に入り、黒田農場さんでファームステイをさせて頂きました。
黒田栄継(よしつぐ)さん。畑作農家の4代目です。
小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、早速つなぎに着替えてブドウの収穫作業。
ブドウジュースを作ります。
房から、張りのある、色の良い実を外していきます。
1時間ほどで、ボールに2杯。約3㎏のブドウから1リットル弱のジュースができるそうです。
鍋に移して火にかけると、果汁が出てきます!
グツグツ、グツグツ、30-40分。
ざるにあげます。下のボールには・・・、
濃ーーーーーーい果汁!
更に、ガーゼで絞ります。
奥さんのまきさんです。
出来あがり!!
甘味、酸味のバランスが良くて、美味しいジュースになりました。
そして、晩ご飯!
まきさんが「何もないけど」と作って下さったのが、
黒田農場で採れたものを使っての、私にとってはスペシャルディナーでした!!
「いももち」「ごぼうの素揚げ」
「いただきます!!」
どれも、美味しかった!!!
こうして、一日目が終わりました。